日々の技術進歩は目まぐるしいものあります。
コンピューターは益々小型化され、修理において細かい作業が大変多くなってきてます。
皆様がよく使われるUSBですが、下の写真のようにUSBポート→mini USBポート→micro USBポート と小さい規格がどんどん登場しております。

mini USBまでなら裸眼でなんとかハンダ付けは可能ですがmicro USBとなるとかなり厳しくなります。
タブレットPCなどで充電できない例が大変多く、そのほとんどがmicro USBポートの「ハンダ浮き」か「プリント剥離」です。
micro USBだとハンダ面積がとても小さく強度的に問題があるのでしょうね。
ハンダ浮きは再ハンダで補強します。
プリント剥離だとバイパスなど作って修復を行っております。(大変時間がかかる根気のいる作業です)
そのためには裸眼作業は不可能で、拡大して作業する必要があります。
今回導入したのは実体顕微鏡で作業性が大幅に向上しました。
倍率は10倍と20倍でハンダ表面の艶までわかるほどでハンダ付けには十分な倍率と言えます。
タブレットPCやスマートフォンのUSBポート破損で充電できないなどございましたらお問い合わせ下さい。