iPhone5水没注意

最近、各地で大雨が発生していて多くの被害をもたらしております。
防水性に乏しいiPhoneにとっても水は天敵となります。
今回の修理依頼は昨日ポケットにiPhoneを入れてて大雨に会い濡らしてしまったそうです。
症状は、タッチパネル動作不良、液晶表示不良、イヤースピーカーから音声が出ないとのことです。



早速開封し内部を確認してみましたところ、iPhone上部にかなりの侵入があったようです。
水没マーカーは赤く、コネクタ部の腐食が相当確認できます。
ネジ頭部は錆びており、イヤースピーカーへも侵入しているようです。
今回の修理でパーツ交換は複数箇所となりました。

・水没のため分解クリーニング
・フロントパネル交換
・イヤースピーカー交換
・フロントカメラ交換

修理後は後遺症もなく快適な動作をみせてくれました。
水没は早ければ早いほど復旧の可能性が高くなります。
万一水没したら少しでも早くご相談ください。

[ 2014/08/11 11:58 ] iPhone修理事例 | TB(0) | CM(0)

【実験】ハードディスクの耐久テストをやってみた

ハードディスクは超精密機器と言われるのは皆さんもご存じかと思います。
ではどれほど精密なのかを実験を含めて検証したいと思います。

ディスク面とヘッド部との隙間はわずか10㎚(ナノメートル)です。
ピンと来ない単位ですがタバコの煙の粒子が200㎚ですのでその20分の1となります。
当然、タバコの煙が混入するとディスク面とヘッド部で粒子が引っ掛かりディスク面に傷が付き、読み取りできなくなってしまいます。
ディスクには触ってもダメ、埃もダメ、何1つ不着してはいけないのです。
この10㎚というわずかな隙間どうやって生みだしているのでしょうか?
ハードディスクのディスクは毎分5400回転-7200回転 (特殊なハードディスクを除く)しています。
円盤が回転することによって気流が発生します。その気流を利用してわずかに浮いてディスク面を正確にトレースしています。
ちょうどリニアモーターカーが浮いて走行するのと似ています。(リニアモーターカーは磁気で浮いていますが)
ではなぜそんな隙間をわずかにする必要があるのか?
それは大容量のハードディスクを製造するにはギリギリまでディスク面へ近づけ記録密度を高める必要があるためです。
以前、ハードディスクは80GBが限界と言われた時代がありましたが今では4TBなどの大容量があります。
一体当時の限界って何?って感じですが、技術の進歩には頭が下がります。
この他にも熱による膨張対策、衝撃によるヘッドの緊急回避、気圧変化による対策など高度な技術で生産されているのです。

ハードディスクがどれだけ精密なのかをお分かりいただけたと思いますが取扱も慎重に行わなければなりません。
まず、衝撃は厳禁です。衝撃を受けるとヘッドが緊急回避するように設計されておりますが回避が間に合わず、ディスク面と接触し傷がつき読み取りできなくなってしまいます。
強制的に電源を切るのは良くないのはご存じかと思いますが、電源を切るとディスクの回転が低下し、気流で浮いているヘッドが接触してしまうためです。

このような超精密な機械ですのでいつ故障してもおかしくありません。
大切なデータは必ずバックアップをとっておきましょう!

さて本題に入ります。
今回はハードディスクの蓋を取り去ってどれだけ正常なアクセスができるかを実験したいと思います。
ほこりが入るとアクセス不能になるハズですが実際にやってみるのは私も初めてですのでちょっとワクワクしてます。
本来、ハードディスクの開封はクリーンルーム(ほこりの無い部屋)で行わなければなりませんが今回は店舗内の作業テーブルで行いました。




毎分7200回転で動作するハードディスクです。
見た目は正常動作しているようですが・・・・



おお!Hドライブとして正常に認識されアクセスも可能です。まだ生きてる~




ふだんお目にかけれないハードディスクの内部です。
ヘッドの高速往復運動、鏡面のようなディスク表面、静かに高速回転するディスク。メカ好きにはたまらない光景です。
1分経過しましたがまだ正常がアクセスができます。意外と強い!
ではもっと動かしてみましょう!
ここでデフラグを実行し、ヘッドの高速移動を堪能?します。
おお!はやー!パソコン動作中はこんなに早いのか!超大忙しで動作してます!

しかし・・・・
2分後、デフラグ中であるにもかかわらず力尽きたように動きは止まった・・・・
どうしたんだと、モニタを見ると・・・



デフラグ15%で停止しているではないか!
ほこりなどが侵入し、アクセス不能となったのだと思われます。
マイコンピュータからも姿を消し、認識もしなくなりました。



あったはずのHドライブがなく完全にお釈迦になった。
このハードディスクはお客様への説明用サンプルとして活躍を続けます。

【まとめ】
・大事なデータが記録されているハードディスクは絶対分解しない。
・通常の部屋で開封した場合、3分しか生命維持できない。ウルトラマン並み!
・いつ壊れてもおかしくないので大切データはバックアップをとっておく。万一アクセスできなくなったらECOMAXへ
・一生懸命働き続けるハードディスクに感謝!

※実験は危険なところもありますので真似しないようお願い致します。弊社では一切の責任は負えません。

[ 2014/08/09 18:20 ] 社長のひとりごと | TB(0) | CM(0)